忙しい現代人。気づけば頭も身体もカチコチ。あぁ、なんだかスッキリしない!リフレッシュしたい!そんな時、あなたはどんなことをしますか?
私は事務職に就いていて、勤務中はほぼ一日座りっぱなし。お客様応対も多く、仕事が終わる頃には心身ともに疲労困憊。
しかしその反面、やるべき事ややりたい事は盛りだくさん。家事や子育てに時間を使う一方、趣味でブログを書いたり、イラストを描いたりもしています。
文や絵を書く方、何かの作品を作るクリエイターの方。お仕事や日々の暮らしのためのアイディアをひねり出したい方など、創作活動をしている方は多いはず。そんな時、ストレスフルで頭も身体もカチコチではいいアイディアがなかなか浮かびません。
「お散歩」は創作活動をする為に最強なリフレッシュ方法
人それぞれ、様々なリフレッシュ方法があります。
ですが散歩ほど「何にも縛られず、目的も持たず、気軽に実践できる自由な方法」はありません。何も考えず外を歩けば、それだけで散歩になるのです。
時間もスピードも自由
家の周りを5分歩くだけでも、公園にいって30分歩くのもあなた次第。時間も場所もまったく制約はありません。のーんびりだらだら歩いてもいいし立ち止まってもいい。大またで颯爽と歩いてもいい。
いつ、どこでなんて決まりは無し。
何の用事もなくぶら~っと外に出るのが一番理想的。ですがそれがなかなか難しい、という場合は平日のお仕事帰りや日用品の買い物までの道のりをぶらぶら歩いてみるのも良いでしょう。きっといつもの景色のはずがなんだか違ってみえたり、新しい発見がありますよ!
おすすめは自然(緑)がある場所
どこでも散歩はできますが、リラックス効果やひらめきの発生率が高いのは緑のあるところのように感じます。
自然の中で感じられる音(動物や鳥の鳴き声、風の音、葉のすれる音)や、植物の香りには癒し効果があります。緑には目に優しく、疲労を和らげる効果があります。自然のものに触れたり、風を感じることは癒しとともに心地よい刺激になります。
一人でも、夫婦でも、子どもと一緒でも
一人は自由度が高いですし、家族と一緒の散歩というのも楽しいものです。特に子どもとでかけると、子どもならではの視点での新たな気づきが生まれることが多いです。
散歩をする前にこれだけは気をつけよう
ふたつ、外に出る為の注意点があります。逆に言えば注意すべき点はこの二つくらい。
熱中症対策をしよう
日差しが強い時間帯は熱中症にもなりやすいため注意しましょう。暑さが和らぐ朝や夕方がおすすめ。また水分をこまめに摂るようにしましょう。
日焼け対策をしよう
特に女性は将来のシミ・しわの原因を作らないために日焼け止め・日傘などでしっかり日焼け対策をしましょう。
何かを考えても、考えなくてもいい。それでもひらめきが生まれる
散歩中、ぼんやりと歩いているつもりでも、脳は勝手に様々な物事に気づいたり考えをめぐらせたりしています。
ある日の私が散歩中に考えていたことがこちら↓↓
- アリが運んでいるこの虫の名前はなんだろう
- あの空き家、ガラスがレトロで丸くてかわいいな
- この花なんだろう、食べられるのかな
- この家、母屋と離れのつなぎ目が道路から外から丸見えだ
- スカイネットみたいにGoogleアシスタントが突然反旗を翻したら、私の人生終わるなぁ
- (イラストを描く時)この葉っぱの色はどうやったら出せるかな
・・・などなど。もう内容はてんでばらばら(笑)その中で、ですが、こういう中から新しい気づきや意欲が生まれたりするので、とても大切なものだと考えています。長い時間悩んでいた事への解決策がフッと頭に浮かんだり、新しいアイディアがうまれたりすることも。
散歩中に生まれたひらめきはその場でメモしよう
リラックスしているときにふっと思い浮かぶアイディア。これ、実はすぐに忘れてしまう事が多いのです。忘れない内にサッとメモをとりましょう。
スマホにメモを入力する時は、画面上のキーパッドで文字を入力する方がほとんどかと思います。ですが操作している間にも考えを忘れていってしまうことがあります。思考にメモが追いつかなくなるのです。それを防ぐために私がオススメするのはスマホの「音声認識機能」を使うこと。
ひらめきは音声入力でメモがオススメ
現在はほとんどのスマートフォンに音声認識機能がついています。メモアプリと音声認識機能を使い、浮かんだ考えやアイディア、何でも声にだしてその場でスマホにメモしましょう。
現在の音声認識機能はとても進化していて、かなり小さい声での呟きもちゃんと音を拾ってくれますし、変換の精度もとても高くなっています。また、多少誤認識があったり、しっかりした文章にならなくても大丈夫。メモさえしておけば、それをもとに後で記憶をたどってアイディアを思い出すことができます。
スマホを持ち歩きたくない、音声での入力が難しい環境である場合などは、小さなメモ帳に簡単な言葉でさっとメモするのもいいでしょう。
他のリフレッシュ方法との違い
お散歩以外にも、リフレッシュに効果的でオススメな方法はあります。場合によっては使い分ける事も有効。それでもやっぱりお散歩の自由度には勝てません。私は状況に応じて併用したり使い分けるようにしています。
軽い運動
ウォーキング・ジョギングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動は、リフレッシュにはとても効果的。無理しない程度に行うことで、心も身体もスッキリします。ただし、これは「運動すること」に意識が集中しがち。身体への負荷も大きいため、慣れた方でないと運動中に自由に思考をめぐらせる事は難しいでしょう。
読書
本の世界の住人になって空想したり、本から様々な気づきを得ることも、とても良い気分転換になります。私も好きです。ただし本を読むためにはある程度の時間が必要。ついつい読みふけってしまったり、時間を気にするあまり没頭できなかったりすると残念な気持ちになることも。目が疲れていると、読むこと自体ツライことも。習慣化できていない方にとっては本を手に取ること自体ハードルがあるように感じます。
短時間の昼寝
日中、5~15分程度の昼寝をすることで脳を休め、リフレッシュをはかることはとても効果的。ただし、寝すぎてしまうと眠りが深くなり、かえってだるくなってしまうため注意がひつようです。お休みの日に家で昼寝をすると、欲望に勝てずついつい眠りすぎてしまうのは私だけではないはず・・・。
ショッピングに、友人とランチ、習い事
休日にしかできない事をする、というのも良いですね。様々な刺激もあり、やり終えたあとの達成感あります。ただしこれらには、ある程度の手間や時間の拘束が必要。またリフレッシュすると同時に、他人と関わるストレスが新たに発生します。
【要注意】誤ったリフレッシュ方法はストレスを高める
昔からよく言われる方法にも、近年誤っていると解明されているものがいくつかあります。
「甘いもの、美味しいものをたくさん食べる」は間違い
疲れたら甘いもの、というのは昔からよく言われますよね。たしかに、糖質を摂ることは脳へ栄養を運ぶために有効ですし、作業の合間に少し甘いものをつまむことは気分転換になります。ただし、仕事終わりや休日に過剰に摂取してしまうのは厳禁。糖質のとりすぎは身体に負担がかかり、ストレスとなってしまうのです。体重が増えることで罪悪感にさいなまれては元も子もありませんしね・・・。
「寝だめして疲れをとる」は間違い
昼休みなどに5~15分程度の軽い睡眠をとることは、脳をリフレッシュさせ作業効率をよくする効果があります。ただし寝すぎてしまうと生活リズムがくずれ、自律神経が乱れて返ってストレスになってしまいます。
ゲームやビデオ・インターネットざんまい、は間違い
スマホの普及により、気がつけば画面を見続ける生活習慣が身についていませんか。
画面を見続けると目や脳の疲労、同じ姿勢をとり続けてしまう為の身体への負荷、生活リズムの乱れがおきやすくなります。ゲームやビデオなども同じ。時間を決めて、ほどほどに楽しみましょう。
このように、普段の生活リズムを著しく乱してしまう行為、だらけ過ぎるような行動は、かえって心身を疲れさせ、ストレスになってしまいます。だるいな・・・と思っても、少し日光を浴びたり、外の風を感じるだけで驚くほど気分が変わるもの。次のお休みはちょっとだけ、外に出てみませんか?